地域の差は絶対的にある



同職種の職場にも関わらず「渋谷」から「蒲田」に移行しただけで、こんなにもいる人たちの層が違うものなのかと戸惑いを隠せないこの頃。

失礼を承知で言わせていただくと、中身が「田舎者」で「オバサン」な人があまりにも多い。渋谷でも40〜50代の人たちがいたけども、中身は若かったし、若くなくとも自分以外の誰かに対して寛容的だった。何よりも「人の話をちゃんと聞くことができる」人たちが多かった。

ミヒャエル・エンデの小説に登場するモモは「人の話を素直に聞ける才能に恵まれていた」のだが、この「人の話をちゃんと聞ける」ということがどれだけ重大なことかを狭いコミュニティーに属すほどに実感することになる。

渋谷に勤務しているときは、性格も年齢層も歩んできた人生も、何もかもがバラバラでも、誰もが相応に互いを尊重し合っていたし(これは私の中で当然のことなのだが)人の話をちゃんと聞ける器を持ち合わせていた。蒲田に勤務して最初に思ったのが、年齢層が高め(40〜60代)であり、自分より年下や後から入ってきた新人の意見は一切耳を傾けないということ。

反対意見を一切聞かないということならば、いたるところであり得る話でもあると思うのだが、私が最も恐いと思うところが、本当に人の話を聞かないのである。何気ない会話においても、誰も彼もが「自分は!自分は!」という感じで、人が真剣に話をしていても、それを遮るように違う話題に切り替えたり、本当に最初から話を聞く姿勢ではない。

それで仕事ができるならまだしもそうではなく、ミスが生じても反省の色はない。この職場にいる人たちの多くの共通点が「怒られても自分の非を認めない」というところである。全員に対してストレスを感じるかと問われたらそうでもないし、そのストレス以上に自分にとってメリットが上回っているからまだ働いているわけなのだが、少なくとも一人ではなく誰かと一緒になって仕事をする日があるわけであって、その相手に対しては割とストレスを感じている。詳細はまた後日機会があったら書くとしよう。

とりあえず、私が蒲田に勤務するようになって初日に思ったのが「やっぱり蒲田は蒲田なんだな」ということ。この一言にすべてが詰め込まれているのだが、上手く届かないかもしれない。東京は冷たいとか巷で聞く話題かもしれないが、私からすれば同じ東京であっても、首都圏とそうでない地域に住むおよび働く人たちの差は絶対的にあるので要注意ということ。職種によってまた変わってくるであろうけど。